秋の風物詩、那覇大綱挽!
新型コロナウイルスの影響で、2020年・2021年と2年連続で中止、延期となっていましたが、2022年今年3年ぶりに規模を縮小して開催することが決定しました。
今年は、人数制限を設け事前登録制。
綱も全長186m(ギネス認定時)から160mに短縮し、手つなを300本から200本へ。
つなの周辺にはフェンスを設置。フェンス外の見学者にも密にならないように呼びかけます。
さまざまな条件はありますが、開催してくれる事に感謝です。
気になる日程や会場などの情報をご紹介いたします。
開催日
2022年(令和4年) 10月9日(日)
※新型コロナウイルスの緊急事態宣言などが発令した場合は中止検討
綱挽き会場
久茂地交差点
住所:那覇市久茂地1丁目12
参加者制限あり
例年は1万5千人の引き手が参加しますが、今年は新型コロナ対策で参加者同士が触れ合わないように、3200人に制限。
事前登録が必須
つなひきに参加するには、事前登録が必要です。
登録期間:9月26日〜10月7日(定員に達し次第)
登録方法:那覇市ホームページ、公式LINE、ポスター、新聞広告に掲載のQRコードから
登録者は当日、パレット久茂地前で受付。
RBC市民フェスティバル(ビアフェスタ)
中止
例年、大綱挽に合わせて「RBC市民フェスティバル」を開催していたのですが、今回は中止。代替イベントとして、那覇市ぶんかテンブス館前広場とパレットくもじ前交通広場ではステージイベント、国際通り周辺の飲食店ではTSUNABARが開催されます。
ビアフェスタ代替えイベント
ビアフェスタの代替えイベントとして、この3つのイベントが行われます。
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。
TSUNAフェス2022
日時:2022年10月8日(土)・9日(日)
時間:正午〜19時
会場:那覇市ぶんかテンブス館前広場・パレットくもじ前交通広場
●那覇市ぶんかテンブス館前広場スケジュール●
- 10月8日(土)
12:00 Aランチ生中継
13:30 ウルトラマンデッカーショー
15:30 那覇市観光PR
16:00 ウルトラマンデッカーショー
18:00 RBCiラジオスペシャルライブ
19:00 終了
- 10月9日(日)
11:30 旗頭行列
14:00 市民演芸・伝統芸能ステージ
16:00 大綱挽き Public Viewing
17:00 Green note Coaster ライブ
18:00 SYURI NO UTA ライブ
19:00 終了
●パレットくもじ前交通広場スケジュール●
- 10月8日(土)
14:00 お笑いミニライブ&那覇わくわくクイズ大会
15:00 沖縄県高等学校ダンス部コンペティション
18:00 表彰式
オリオンビールpresents TSUNA BAR 2022 〜つながる!ツナバール〜
「飲んで!食べて!国際通りでハシゴ酒!」那覇大綱挽まつり期間中、国際通り周辺の飲食店・78店舗で食べ飲み歩きができるイベントです。TSUNA BARに参加して国際通りの飲食店を楽しもう♪
日時:2022年10月7日(金)・8日(土)・9日(日)
場所:国際通り周辺の居酒屋店舗(78店舗参加)
料金:1冊3,000円(750円×4枚つづりチケット付き)
内容:チケット1枚「特別メニュー(オススメ料理+1ドリンク付き)」
チケット販売場所:那覇市ぶんかテンブス館前広場・パレットくもじ前交通広場
チケット販売期間:10月7日(金)15:00〜21:00・8日(土)12:00〜21:00・9日(日)12:00〜21:00
※注意事項※
- 必ずマスク着用してご参加ください。(マスク着用されていない方のご来店はお断りします)
- 大人数、長時間の利用はお控えください。
- 37.5℃以上の発熱がある場合は入店をお断りします。
- 【お願い】来場者に対しワクチン接種を最新の状態、もしくはPCR等検査での陰性を確認することを推奨しています。
大綱挽会場へのアクセス方法
会場周辺にはいくつかのコインパーキングはありますが、すぐに満車になってしまいます。
モノレールや公共交通機関のご利用をお勧めします。
●モノレール●
久茂地交差点
那覇空港駅➡︎『県庁前駅』で下車
交通規制
綱挽き当日は、交通規制が行われます。
日付:10月9日(日)
時間:①国際通り(安里三叉路〜パレット久茂地前交差点) 11:30〜14:00
②国道58号線(松山交差点〜泉崎交差点)14:30〜19:00
那覇大綱挽まつりとは?
10年以上前までは、『那覇まつり』と言われていました。
2011年から祭りの名称が、那覇まつりから『那覇大綱挽まつり』へと改称。
いまだに、那覇まつりと言ってしまうのは私だけでしょうか・・・?w
この大綱挽きは、1600年代から行われていたとされています。
1935年(昭和10年)まで挽かれていたのですが、沖縄戦で中断。
1971年、那覇市制50周年記念として36年ぶりに復活しました。
綱はどこで作っているの?
綱は米わらを使い、毎年新作されます。
那覇港湾施設の敷地内で製作されているようです。
まつり当日の早朝に、那覇港湾で作られた大綱が久茂地交差点へ運ばれ、クレーン車で下ろします。
ギネス認定記録
1997年大会(記録更新)
大綱の大きさ:直径1,58m
全長:186m
総重量:40t220kg
手綱数:236本
挽き手:1万5,000人
1995年大会
大綱の大きさ:直径1,54m
全長:172m
総重量:26,73トン
かつて「(世界)最大のロープ」として認定されていました
綱が切れたハプニング
2019年大会の時、挽き始めてわずか5分で西側の綱が切れてしまい、引き分けとなりました。
綱が切れたのは史上初で、原因は芯綱の劣化だったそうです。
綱は縁起物
綱引きを終えた『綱』は、持って帰ることができる事をご存じでしたか?
綱と言ってもあの大きな綱の事ではなく、大綱にはさらに細く作られた手綱があります。その綱は『嘉例綱(かりーつな)』と呼ばれていて、家に持ち帰ると平和や幸福、繁栄をもたらすと言われており、縁起物とされています。沖縄では、玄関などに飾っているご家庭もあります♪
しかし、今年は綱を持ち帰る事ができませんのでご注意しましょう!
久茂地交差点の秘密
大綱挽きの舞台、久茂地交差点には秘密が隠されています。
なんと、まつりの日には中央分離帯のブロックを取り外すことができるんです!!!
中央分離帯を取り外せる場所は、全国の国道でここだけ!
中央分離帯を気にして見ることってなかなか無いですよね。ぜひ、この機会に見てみて下さい^^