沖縄の拝み行事 ヒヌカン(火の神様)旧暦の一日・十五日とは? 

okinawa
スポンサーリンク

こんにちは。
沖縄に住む皆さんは、旧暦の一日・十五日に
ヒヌカン(火の神様)にウートートーしていますか?

仏壇を持っている方や、新居を建ててヒヌカンを持っている方はご存じかと思いますが、
今日は、「ヒヌカン(火の神様)」についてお話ししたいと思います。
御願行事が多い沖縄で、一日ついたち十五日じゅうごにちを知っていると、嫁ぎ先で「この子しっかりしている」と思われることもあるかも!?

スポンサーリンク

一日・十五日とは・・・

毎月旧暦の一日ついたち十五日じゅうごにちは沖縄では御願の日です。台所にある火の神様のことを沖縄の方言で「ヒヌカン」と言い、この日はヒヌカンと仏壇へお供えをして拝む日です。
御願といっても、旧正やお盆のように重箱などご馳走を用意する必要はありません。

【令和4年】2022年 旧暦カレンダー 早見表(一日・十五日)

・2022年1月3日(月) → 旧暦12月1日(辰・赤口)
・2022年1月17日(月) → 旧暦12月15日(午・友引)

・2022年2月1日(火) → 旧暦1月1日(酉・先勝)
・2022年2月15日(火) → 旧暦1月15日(亥・先負)

・2022年3月3日(木) → 旧暦2月1日(卯・友引)
・2022年3月17日(木) → 旧暦2月15日(巳・仏滅)

・2022年4月1日(金) → 旧暦3月1日(申・先負)
・2022年4月15日(金) → 旧暦3月15日(・大安)

・2022年5月1日(日) → 旧暦4月1日(寅・仏滅)
・2022年5月15日(日) → 旧暦4月15日(辰・赤口)

・2022年5月30日(月) → 旧暦5月1日(未・大安)
・2022年6月13日(月) → 旧暦5月15日(酉・先勝)

・2022年6月29日(水) → 旧暦6月1日(丑・赤口)
・2022年7月13日(水) → 旧暦6月15日(卯・友引)

・2022年7月29日(金) → 旧暦7月1日(未・先勝)
・2022年8月12日(金) → 旧暦7月15日(酉・先負)

・2022年8月27日(土) → 旧暦8月1日(子・友引)
・2022年9月10日(土)  → 旧暦8月15日(寅・仏滅)

・2022年9月26日(月) → 旧暦9月1日(午・先負)
・2022年10月10日(月) → 旧暦9月15日(申・大安)

・2022年10月25日(火) → 旧暦10月1日(亥・仏滅)
・2022年11月8日(火)  → 旧暦10月15日(丑・赤口)

・2022年11月24日(木) → 旧暦11月1日(巳・大安)
・2022年12月8日(木) → 旧暦11月15日(未・先勝)

ヒヌカン (火の神様) とは

ヒヌカンとは、家の守護神であり、家族を守護する神だそうです。
沖縄の台所に、香炉が置かれているのを見かけたことはないでしょうか。
ヒヌカンは、台所の後ろや横に、お水、香炉、お塩、お酒、お花などを供えて祀っています。
お水はウティン(御天)、香炉こうろはジーチ(土地)、お塩はリューグ(竜宮)それぞれの神への繋ぎとして供えられていると考えられているそうです。
日々受けている恵みに対し、ミティン(三天-天・地・竜宮)の神へ旧暦の一日・十五日には感謝をすることで、住んでいる場所の水、海から採れるもの、土地から採れるもの全てが体と調和し健康に恵まれるとされています。

どんなものをお供えするの?

ヒヌカンへのお供え物は、お水とお酒、塩が基本になります。
白いご飯も一緒にお供えする地域もあるそうですが、私たちの地域では白いご飯ではなく、例えば、パウンドケーキやバームクーヘンなど手軽に食べられるものを用意してお供えしています。(※あくまでも、私の地元やり方です。)

黒線香・ヒラウコーとは?

お供えするときに使うお線香は、黒線香です。黒線香は方言でヒラウコーと言います。
幅約2cmで長さ約14cm。一片をチュヒラと言います。一片には6つの筋目がついていて一筋ずつ分けることができます。その筋を1本として、一片は6本と数えます。普通の健康願いをする時は12本ですが、ヒヌカんの場合は常に12本(二片)と3本(1本の半分)で線香をたてます。御願の種類やお線香を拝する人(立場)によって本数も異なるため、「何本供えるんだっけ?」と困惑してしまう場面もあります。

ヒヌカンは誰がやるの?

ヒヌカンへの御願は主に女性がつとめます。ヒヌカンへの願いは、年中行事、人生儀礼(子供の出産、入学、結婚、死亡)、先祖供養(焼香、法事、御願不足)、お通しの御願、その他家の繁栄、家族の健康、病気快癒、旅行の安全、安産、商売繁盛、学業成就、厄払いなどいろいろあります。
毎月旧暦の一日と十五日は、お水、お酒、お塩、お花などは新しいものと取り替えて、家族の健康と、家の繁栄を願います。(※ウサンデー(お供え物を下げたもの)は女性が頂きます

ヒヌカンはなんでも受け止めてくれる慈悲深い神様であり、沖縄の女性は、子供や家族に何か心配事があると、まずヒヌカンに手を合わせ、その心配事を相談することが多いです。
心配事の相談ができる慈悲深い神様ですが、ヒヌカンの前では、悪口や愚痴を言ってはけないそうです。ヒヌカンは難聴で、ヒヌカンの前で文句を言ったり、喧嘩をしたりするとその行為は「ヒヌカンの神様の悪口を言っている」と誤解をされることがあるそうです!

〈旧暦行事カレンダーは、下記の記事から!〉

女性は台所に立っている時間が長いし、ついつい愚痴をこぼしたくなることもあると思いますが、ヒヌカンには聞こえないように、これからは気を付けないといけないですね・・・w

それでは、また次の記事で!よい一日を!

タイトルとURLをコピーしました