沖縄で人気の投資『 軍用地 』

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こんにちは。
投資といえば、株や不動産のイメージが強いですが、沖縄では比較的身近な投資といえば「軍用地」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
私は、新入社員時代からコツコツとお金を貯めて購入したり、時にはローンを組んだりと、軍用地を複数保有しているので今回は「軍用地」について記事にしていきたいと思います。
(先祖代々的に受け継いだものではないので、規模的には趣味レベルで保有している感じです。)

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「軍用地」とは?

沖縄に住む人にとっては身近な言葉「軍用地」。
簡単に言うと、自衛隊の基地や米軍の基地のことを「軍用地」と呼びます。
軍用地は、一般の人が所有している土地を、国が土地の所有者(地主)へ借地料を払って借り、軍用地として使用しているため、一般の不動産のように投資ができ、賃貸料(借地料)の収入を得たり、売却益を得たりすることが出来るな沖縄ではポピュラーな投資物件です。
※地元紙でも「売り物件」欄に軍用地情報がよく掲載されてますね。

「借地料」とは?

毎年、国と軍用地主連合会との間で交渉が行われ、翌年分の借地料(借地1㎡あたりの値上がり金額)が決定し、所有者へ借地料が支払われます。株でいうと配当金みたいなイメージですね。

◆支払い時期:毎年7月末~8月頃
※年間借地料は、例年約1%ずつ値上がりしている状況です。
※値上がり分の精算金は翌年3月頃に支払われます。
※「土地賃借料算定調書及び土地明細書」が所有者へ軍用地主連合会から郵送されます。

例:1㎡あたり1,000円の借地単価で、100㎡の土地の場合
  年間借地料(収入):1000×100=100,000円

軍用地の販売価格の決定方法とは?

年間借地料×倍率=売買価格 で算出されます。
一般的な「坪単価×坪数」ではなく軍用地ならではの算出方法です。

返還予定が無い土地は倍率が高く、返還予定地は倍率が低く設定されるようですが、返還後の跡地利用計画を狙ってあえて返還予定地を購入するなど、投資目的によっては立地面も考慮して購入を検討するのがオススメです。

◇倍率について
※軍用地の取引基準となるもので、施設や立地等条件によって変動します。
※ここ数年、投資を目的とした購入者の増加とともに、倍率も上昇しています。

利回りはどれくらい?

平均2%程度の利回りが一般的です。
「買えば儲かる!」という投資ではありませんが、借地料が複利で年々上がるということや、借主が国ということもあり、安定した資産形成を目的として需要が高まっております。

軍用地MAP

人気の理由とは?

◆管理の必要がない(地主会費が地料の0.3~0.4%かかります。)
◇安定した収入(国が借主のため安心感がありますね。)
◆換金性の高さ(需要があるのですぐに売れます。)
◇金融機関の信用(軍用地ローン等の活用が可能です。)
◆借地料が複利(※こちらが一番の魅力だと思います)

沖縄では身近な投資物件「軍用地」。
沖縄ローカルは、どちらかというと、オジー、オバーが実は地主で、亡くなった時に「子や孫が受けついで行く」というような形で地主となる場合が多いと思います。
私の場合は、沖縄が好きなので、自分で汗水垂らして稼いだお金だからこそ、沖縄に関わるものに投資したかった。というのが購入したきっかけになりますが、今では家族ができて、自分の子供に受け継いでいける資産だと思います。
(※少し寂しいのが買ってもその場所に行けないことですかねw。)

それでは、また次の記事で!良い一日を!