《沖縄・彼岸祭》2024年秋の彼岸祭は9月19日〜25日まで!沖縄で年に2回春と秋に行われる彼岸行事について。

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沖縄に住んでいると、御願行事が多くて覚えるのも大変ですよね。
それに、似たような行事だと頭が混乱してしまいます。私も初めは覚えるのが大変でしたし、何年も重ねてやっていくうちに覚えられるようになりました!

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彼岸祭ってどんな事するの?

先祖をしのび供養する沖縄行事です。日頃守って頂いている感謝と、家族の健康と家の繁盛などを祈願します。

彼岸祭の時期は?

彼岸の日は一年で昼と夜の長さが等しくなるので、『最も彼岸と此岸が近づく日』と言われています。彼岸とは「あの世」のこと。此岸は「この世」のことです。

彼岸の日は、旧暦2月の春分の彼岸と8月の秋分の彼岸があり、年に2回行います。
春分の日を中日として、3日前を「彼岸入り」。後の3日を「彼岸明け」とし、前後合わせて7日間が彼岸祭の期間となっています。

2024年春分の彼岸は、3月17日(彼岸入り)〜23日(彼岸明け)
秋分の彼岸は、9月19日(彼岸入り)〜25日(彼岸明け)です。

彼岸祭のお供え物

火の神
・お酒、盛り塩
・ウチャワキ(ちょっとしたご馳走を奇数の品用意する)
・お線香(タヒラと2分の1本、または日本線香12本3本)

仏壇
・お茶、お酒
・果物の盛り合わせ
・重箱
・お餅
・お供え用のお菓子
・ウチカビ(当主は5枚、その他3枚)
・お線香(当主はタヒラまたは日本線香12本、その他3本線香)

彼岸の拝み方

火の神
・当主が12本と3本お線香を供えて「今日は彼岸の日です。家族揃って彼岸祭を営んでおります。家族みんなが安らかで元気で過ごせますようお守りください。」と拝みます。

仏壇
・仏壇にお供え物をセットしその上にウチカビを当主は5枚その他は3枚供え置く。
・当主が12本お線香を供え「家族が健康で、家庭円満、クワウマガヌチャ(子孫) サカイハンジョウシミティ ウタビミソーリ ウートートゥ」と唱えます。
・続けて、子や孫は3本お線香を供え、それぞれいつもお守り頂いている感謝を伝え、思いを祈ります。
・祈りが終わると、それぞれお供えしたご馳走の中から2、3個上の方に返す。
・カビアンジする。カビアンジとは、ウチカビを燃やすこと。当主から燃やし、燃え終わるとお酒をかけ、子や孫の順に「これは○○家の誰々からです」と報告し燃やします。全員が終えるとウチカビの灰は門の側にこぼします。彼岸のウチカビはへそくりになると言われています。
・ウサンデーをして、みんなでご馳走をいただきます。

最後に

地域によってはやり方が違うので、先輩方に聞くと良いでしょう!
とにかく沖縄行事は回数を重ねて覚えていくしかありません。そして、この沖縄行事を無くしてはいけないと思っているので、若い世代の方達にもぜひこの記事を読んで覚えてもらいたいです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それではまた、次の記事で!良い一日を!